コロナの第4波など来ていない となぜ言えるのか? ~データから見る日本のコロナの状況~

コロナ患者は増えていなく、ただPCR検査するのが増えただけでは?

厚生労働省の新型コロナの感染状況に関するWebページ「国内の発生状況など」を見てるとあることに気が付きました。
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PCR検査数に伴って陽性者が増えているんじゃね?

なので、公表されているデータを確認して、考察してみました。

本当にコロナって強毒化しているの?

という方達と情報共有をしていきたいと思います。

結論としては

5月13日までのデータから考察すると、PCR検査数が増えたから陽性者が増えた という結論となります。そのため、強毒化したのか?ということにはす疑問が残ります。

今後、変異株などの進展を見ていく必要があります。

データの整理

以下データは厚生労働省が発表しているデータを引用して調査しております。

PCR陽性率の推移

PCRの陽性率を確認しました。コロナ陽性者数÷PCR検査実施数で算出しました。
コロナ陽性者数:以下リンク先の「陽性者数」を参照
PCR検査数:以下リンク先の「PCR検査実施数」を参照
オープンデータ|厚生労働省



20年4月12日に謎の陽性者増があるが、ほかは概ね一定した陽性率となっていることがわかります。

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PCR陽性率

そのため、PCRの検査数が増加に伴い、陽性者が増えていることがわかります。

死亡率の推移

一方で、死亡率はどうか?

死亡率(コロナの死亡者数÷コロナ陽性者数)も確認しました。
コロナの死亡者数:以下リンク先の「死亡者数」を参照
コロナ陽性者数:以下リンク先の「陽性者数」を参照
オープンデータ|厚生労働省

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陽性者死亡率

平均は3.9%です。
むしろ、直近は20年5月・6月の50%から下がっています。

考察

死亡率が20年5月、6月に高い理由

陽性者当たりの死亡率が50%などかなり高い水準でした。
危ない病気すぎます。

なぜこのような割合になっているのでしょうか?
以下は筆者意見です。

5月~6月はPCR検査が一般的ではなかったため、明らかに重篤な症状が出ている人だけがPCR検査を実施していたため、陽性者当たりの死亡者数が多かったのではないかと推察します。

背景として、
・2020年9月より にしたんクリニック がTVCMを開始した。
・2020年11月よりドラックストアにてPCR検査キットが発売され始めた。
ということがあります。

そのため、それ以前は「PCR検査?なにそれ?」っていう状態であったので、重篤な症状がない人たちは特に検査しなかったのではないか?と思います。